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きちんとしたものが嫌いで、歪んだものが好きな私。たとえば、使っている家具も、アンティークものやアジアのものが多いです。食器も骨董品やアジアものがほとんどで、磁器よりは陶器が好き。さすがに、なべは歪んだものが好きとはいきませんが、電化製品もそういえば、高架下で買ったテレビがお気に入りだし、今風に洗練されたデザインものは我が家には縁遠いです。もの作りに関しても、材料の革はラフなものが好きです。この小物入れというか財布に使っている革は、私にしてはきちんとしている部類で、まじめそうな雰囲気がなかなかイメージをかきたててくれませんでした。でも、これが相性です、コレクションのヴィンテージボタンの中から、この古金色のボタンを合わせてみると、まじめそうなこの革が、「ちょっと遊んでやるか。」ってつぶやいてくれました。