tsubaki_style2006-06-03

ラッキョウさくらんぼ酒に続いて、今度は実山椒の佃煮のシーズンです。今日、綺麗な実山椒を買うことができたので、早速枝をとる掃除をして佃煮準備です。いじいじする作業ですが、美味しいものを食べるためには手間が必要です。山椒は葉も花も実も、本当に美味しくて、日本のハーブとして最高のものだと思います。葉は、たけのこの木の芽和えや、お吸い物の香り付けやちらしずしの飾りに。花山椒は佃煮に。実山椒は昆布やちりめんじゃこと炊いたり、魚の煮付けの臭み消しに、そして一番活躍するのはは来年の早春のいかなごの釘煮。前の家では山椒の木を植えていて、楽しむことができましたが、何故か、有馬(山椒の全国的な名産地)なのに、今の家では何回植えても枯れてしまい、泣く泣くお店で買っています。塩を入れたお湯で10分ゆでて、30分ほど水にさらし、後は、お酒、みりん、しょうゆで煮ます。あまり煮すぎると、実が縮んで美味しくないので、あっさりと炊き上げます。これをビンに入れて冷蔵庫で保存すると、一年間重宝します。