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このところゆっくりアトリエにこもることができない毎日です。アトリエは１階にあり、台所など生活空間はほとんど二階です。二階にいると現実的な自分です。食べていくため、生きていくため、楽しく生きるため、やらなければいけない、やっておきたい、日常のもろもろは二階の空間にすべてあり、階段を下りると、とたんに私はツバキスタイルのクリエイターに「へ・ん・し〜ん！」します。今度作ろうと思う、あるクライアントのためのベルトを想定して素材を広げて二日たっています。このバックルを使ってベルトを・・・・という依頼ですので、まず、イメージに合う革を広げて、使う小物も皮の上に出しておきます。気が合いそうな小物を時々セレクトしながら、こうやってしばらく放っておきます。そろそろ声が聞こえそうです。この段階が大切で、ゆったりと待ちます。つくり出したら早いですが。