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ビールが美味しい季節です。ビールといえば、枝豆。枝豆なら、やはり丹波の黒豆の枝豆が一番です。ほっこりして、むちっとして、甘みがあって、これを食べると、普通の枝豆が頼りなくなります。枝豆を買うときは、ちぎってネットの袋に入ったものより、枝に付いたままの方が、鮮度がわかりやすく美味しいです。でも、今はまだ美味しい枝豆が出ていません。そこで、これです。「ひたし豆」という東北の伝統食品です。なんと言うことのない乾燥青大豆みたいですが、黒い大きな点があるのが普通の大豆の青豆とは違うところでしょう。へたな生枝豆よりずっとずっと美味しいのです。これは宮城県産です。２時間くらい薄い塩水に浸しておいてから、その浸し汁とともに圧力鍋で数分茹でます。ざるにあげて、塩を軽く振ります。むちっとして豆の味が濃いです。袋には、このままおつまみにしたり、数の子や小魚と和えると書いてあります。