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アトリエに続く部屋、とても小さな部屋が私の部屋です。家を建てる時に、この部屋だけは、なんとなく特別の空間にしたくて、壁紙としては珍しいグレーがかったブルーにしました。北向きの小さな窓が一つあるだけなので、よけい暗い雰囲気の部屋になりましたが、あえて明るくない部屋が欲しかったのです。はじめはパソコン部屋になったりしていたのですが、数年前に、かわいいクラシックなベッドを入れて、マイルームにしました。北の窓からは裏の緑の木々しか目に入らず、落ち着きます。明け方は裏の木にやってくる小鳥たちの声で目が覚めます。（数日前からはヒグラシの合唱で目が覚めるのですが。夏の夕暮れにいっせいに鳴き出すヒグラシは、暮れていく、涼しげな風情がありますが、明け方に大合唱されると、なんで？あんたたち「日暮」ちゃうん？なんて人間の勝手な価値観ですが、がっかりします。）私の大切なバッグのコレクションが狭い壁のあちこちに並んでいます。本当にバッグが好きなんだと思います。ベッドに寝転がって眺めているだけで、ドキドキウキウキします。このバッグ・・・・部屋の照明がムーディーで暗いので映りが悪いですが・・・・は、１９５０年代のハワイのものです。ルーサイトでできています。昔のプラスティックですね。フレアースカートを履いたブロンドの巻き髪のかわいい女の子が、彼氏のオープンカーに乗って、これから映画？ダンスパーティ？細いひざの上にちょこんと乗っかっていたのかな・・・・・・・