tsubaki_style2006-11-16

今年はうちの果実は不作でした。春にスタートした一番手さくらんぼや梅はたくさん採れて順調かと思ったのですが、スモモもスグリもほとんど収穫なし。栗は虫だらけ、柿は裏年でゼロ、そして、一番最後の収穫の予定のかりんはなんと1個!やたら湿度が高かった夏のせいでしょう、虫の被害が多かった。これは三年物の花梨酒です。濃いあめ色になっています。かぜは10年以上ひいていない私ですが、たまに、のどが変かなって時があります。そんな時はこの花梨酒をのみます。オンザロックで。いつの間にか治っています。花梨酒は熟成しないと舌に渋みが残りますが、熟成すると梅酒より美味しいように思います。花梨の実はなんとも言えないたまらなくフルーティな香りがします。こんな素敵な香りなら、どんなに美味しい果実でしょう・・・・・と思いますが、かじってみたら、がりがりで、渋柿みたいに渋くて、最悪です。でも、こうやって果実酒にすると、甘い香りが生かされます。漬け終わった実は本などでは、刻んでジャムに・・・などと書いてありますが、私はとても食べられたものじゃないと思います。残念ですが、ゴミ箱行きです。しっかりしみこんだ果実酒を含んで捨てるのは惜しい気がしますが、無理してあれこれして食べるほどのものではないですね、あのがりごり感は。