tsubaki_style2006-12-27

今日は朝早く目覚ましをかけ、パートナーと一緒に京都の両親の元へ行きました。介護サービスの認定のため、面接をしてもらう日です。約束の時間より早く着いたので、汚れて開かなくなっている換気扇の掃除をして待ちました。二時間ほど、いろいろな質問やお話の後、ようやく書類申請のスタートラインにつきました。しかし、介護サービスは現実にはなかなか思うようなサービスを受けられない、いざとなれば、結局肉親に大きな負担がかかることに変わりないことを認識させられ、これからの長い道を思うと心は曇ります。でも、今日こうやって、嫌がる義母をなんとか面接にまでこぎつけたことを喜びましょう。義父母のお昼ご飯の世話をした後、二人あわただしく北白川でラーメンで昼食を済ませ、パートナーは大学に、私は久しぶりに京都に住む姉と会いました。加茂川を望む土手のそばにあるおしゃれなカフェで、二人並んで川岸を散歩する人をながめていると、お年寄りが犬を連れてやって来て、ストレッチをしています。若い犬がいそいそとお散歩しています。何をしても義父母やごんたを思い出してしまいます。老いるという事について、こんなにも考えさせられることになったこの半年・・・長く感じました。親が認知症になって介護十年という話など聞くと、これからの私たち夫婦の十年はどんなものになるのか、不安です。私はようやく自分の生かされる道を歩き始めたのに、どうなっていくのでしょう。青春の思い出がいっぱいの京都の空は暗かったです。