tsubaki_style2007-01-08

今つくっているのは、友人のオーダーのショルダーバッグです。solusは、持ち手のライフスタイルに合わせたものつくりを一番に考えています。彼女の希望は、仕事のファイルや冊子をごそっと入れる部分と、身の回りの雑貨を入れる部分が分かれているバッグ、そして、ストラップは斜めがけもショルダーも出来る長さであること。ヘヴィーユースに耐えること。色は茶色か黒。金具はシルバー。彼女のそんなオーダーを受けたのは年末でした。そのころは何個かのオーダーが重なっていましたので、取り合えず、お急ぎの方からかかり、その間に彼女のバッグのデザインを頭の隅で描きはじめていました。一番悩んだのが、二つの部分に分かれること。ただ、仕切りをつけるだけでは面白くない。そこで思いついたのは・・・・これは仕上がってからのお楽しみ。明日かあさってのブログで。ところで、その思いつきはいいのですが、問題は、本体とストラップの付け方です。昨日、シルバーカラーのリングを何種類かハンズで買ってきたのですが、合わせて見ると、ピカピカ光りすぎて安っぽく目立つのがどうしても気に食わない。そこで、考え付いたのが、集めていた中から、少し色が落ち着いたヴィンテージのバックル金具を使うこと。これはかなり面白い使い方が出来そうです。私の場合、こんな感じで、コレクションの引き出しをごそごそ捜しては、ピカーンとひらめき・・・というのがよくあり、そんなためにも日ごろ、ちょっと気になるものはいろいろコレクションしておきたいのです。いつ、どんな役に立つか解らない。もちろん、ずっとずっと役に立ちかけては却下され、何回も引き出しを出たり入ったりしている小物の方がたくさんです。今日のようにひらめいて、しかもちょうど数がぴったり合った時ほど嬉しくてたまらないことはなく、階段を駆け上がる足取りは子供のような軽さです。