tsubaki_style2007-03-16

ゴンタが亡くなってから、もう一ヶ月以上経ちました。ゴンタのお骨は、まだ、こうやっています。いずれは私たち二人がどちらが先かはわかりませんが、死んだ時、私たちの骨とゴンタの骨と一緒に息子たちに散骨してもらおうと思っています。それはできたら、私たちの思い出のスリランカの海がいいのですが、さあ、息子たちはそんな遠くに連れて行ってくれるかな。ゴンタが亡くなってから気がかりなことがあります。ゴンタがまだ二、三歳のころ、次男が小学校の裏に捨てられていた白い子犬を拾って帰りました。ウェンディーという名前をつけてしばらくゴンタと一緒に飼っていました。賢いゴンタは自分の毛布を敷いてやって仲良くお昼寝をしたり、ウェンディーが家に上がりこもうとしたら、一生懸命足でカイカイと引っ張って連れ戻したり、良く面倒を見てくれました。二匹も飼うのが大変と、「この犬もらってください。」の張り紙をしたら、しばらくして毎日見に来ていたご近所の女の子が欲しいといって、もらっていただきました。ウェンディーはとても大切にかわいがって頂きました。夏には綺麗にカットしてもらって、とっても雑種とは思えない優雅な犬になりました。ゴンタと同じで、多分お母さんがいい犬だったのでしょう、テリアにそっくりのかっこいい犬です。賢くて、いい番犬になったそうです。一度鎖が外れた時、まっすぐに我が家に来て、ワンワン!と窓の下から私たちを呼び、びっくりしました。いつお散歩で会っても覚えてくれていて、嬉しそうにじゃれてくれました。そんなウェンディーが、ゴンタが亡くなったころから、お散歩でうちの前を通らなくなったのです。前は一日二回通っていたのですが、ごんたのことがあって、ふと落ち着いて考えると、そういえば、最近全然見ていない事に気がつきました。不安になって、パートナーもそのおうちの様子を見に行ってきましたが、ウェンディーの小屋はそのままですが、なんだか気配が無かったそうです。聞くのが怖くて聞けません。ウェンディー・・・まさか、ゴン兄さんの後を追いかけてなんてことじゃないよね。