tsubaki_style2007-03-22

最近マーマレード作りにはまっています。また頂いた、一人で持ち上げられないほどの数の木生りの八朔と文旦、本当にありがたいです。うちは夫婦揃って柑橘類フリークで、常に何か柑橘類が家にないと落ち着かず、切れるとそのためにお買い物に走るくらいです。夏になると国産の柑橘類が店頭から消えてしまうのが本当に辛い。だから、ダンボール箱にいっぱいの八朔なんて、もう見ているだけで幸せになります。まして、頂く八朔は手をかけていない分、酸味、香りが強くて、マニアにとっては最高の味。文旦の皮はマーマレードに、八朔の皮はお風呂に入れます。農薬がかかっていないというのは何よりの贅沢です。自家製のマーマレードを作るのに、合成のペクチンを使いたくなくて、いろいろ工夫しました。始めは、刻んだ皮を水を三回くらい変えてもみ洗いしてから煮る方法で作っていました。これは、そこそこ美味しくできますが、やはり買ってきたものみたいなとろみがありません。(もみ洗いした液は捨てないでお風呂に入れたら、いい入浴剤になります。)そこで、ネットでペクチンについて調べたら、なんと、りんごの芯にペクチンが含まれているとのこと。食べるりんごの芯を残しておいて、一緒に入れて炊いてみましたところ、いい感じで透明感のあるとろみが出てくるじゃないですか!やった!大成功です。私はパンにはジャムを塗るのが好きじゃないのですが、ほろ苦くて、甘さ控えめの自家製マーマレードは大好きです。本当なら、イカナゴの佃煮に明け暮れている今の時期、高価すぎてちょっと手が出ないイカナゴはちょっと待って、マーマレード作りに熱中です。