tsubaki_style2007-04-25

今日はハードな水曜日の第一回目です。朝から二時間続きで4年生。三時間目は中学一年生。そして、五時間目は中学二年生。六時間目は中学三年生。本当にふしぎな学校で、同じ校舎に小学校と中学校があり、三階までが小学校、四階が中学校になってます。図工室は三階にあり、小学生がいる方の片面には「図工室」、中学生が四階から降りてくる方の片面には「美術室」と書いた表示板が下がってます。共同で使うので、二種類のチャイムが時差をつけて鳴ります。4年生は今年から担任ではなく図工専科の授業を受けるので、まだ初々しく、一生懸命私の話を聞いて、頑張ります。今日の授業は、「目のふしぎ、手のふしぎ、色のふしぎ」と言うテーマです。黒い袋に入ったものを手探りでさわって、その触感を頼りに描きます。初めは軍手。よく知っているものなので、すぐに手を引っ込めて、描き始めます。しっかりした子は手首のゴム編みの様子も描き表しています。次はちょっとびっくりするたわし。恐々さわって、チクチクして、大騒ぎです。しっかりした子は、たわしのくぼみやとっての作りまで表現できています。そして、手のふしぎ・・・・利き手の右手で左手を描き、左手に鉛筆を持ち替えて右手を描く・・・これは、ここ数年、初めの授業で必ずするのです。自分の利き手が描く線と、使い慣れていない手が描く線の違いを見て、普段何気なく使っている手について考えてもらいます。そして、意外に使い慣れていない方の手が描く線が面白いことに気がつき、慣れることのいいところ、悪いところに気がつきます。自信の無い子は、手を描くというと、手を紙の上において型取りを始めます。そんな彼らがやがて、のびのびといろいろな思いを表現できるようになってくれるのを見ていくのが私の喜びです。二時間目は「色のふしぎ」・・赤、青、黄の三本の絵の具のチューブさえあったら、困らないよという勉強。綺麗な12色の色作りをして、最後は全部混ぜて、綺麗な色も混ぜたらこんなになってしまうんだ・・・。二時間あっという間でした。中学生の授業は一時間ごとに三学年・・・これはもう目の回る三時間でした。ここには書ききれないので、後日。もうくたくたの一日でした。お風呂上りの水割りがうまいの何の!