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昨日次男が大阪に戻り、今日はパートナーが仕事に行き、久しぶりに一人になりました。梅雨が明けたといえ、なんとなく不安定な空が心配ですが、シーツやひざ掛け毛布など、大きな洗濯物を片付け、葬儀で使った家族の黒い靴を磨き、クローゼットの片づけをし・・・後は一週間ぶりにアトリエの机に向かいました。音楽を聴く気にはあまりならなかったのですが、くるりをかけてみました。天国の・・・という歌詞がきっかけで、涙がポロポロ出ました。このバッグは、先日の白いお花のバッグのミニタイプです。側面を縫っていたときに父の容態が悪くなったという電話がかかって、机の上にそのままになっていた続きを縫いました。亡くなる三日前、起き上がって見ることができないので、両足先をゆっくりすり合せて、私が手入れをしてあげた足の爪の仕上がりを確かめ、「みすずは器用やなあ〜」と褒めてくれた父の声がまだ耳に残っています。器用だけでなく、使ってくださる方の心を暖かく豊かにすることができるクリエイターになれるよう、これからもっともっと頑張るからね。