tsubaki_style2007-08-03

朝から実家に行って、帰ったのは日付が変わった頃です。昨晩は台風の風音でほとんど眠れなかったので、眠くてぐったりですが、迎えに来てくれたパートナーの助手席で眠ることはできません。連日夜中遅くまで原稿を書いて睡眠不足の彼は居眠り運転をしそうになり、自分で顔をパチパチたたきながらハンドルを握っているのに、その横では眠れません。大学の仕事は入試やオープンキャンパスと休みがなく、彼も疲労が溜まっているのがわかります。私は今日は母の金融機関の手続きを手伝い、父が残した蔵書のチェックをしたり、母と税理士さんとの打ち合わせに立会い確認事項をチェックしたり、仕事はいっぱいでした。まだまだ、緊張は解けません。ゴンタが亡くなったときは、ただ静かに悲しみに浸ることができたのに、人が亡くなるというのはこんなに煩雑な手続きや人間の汚れた面を見ていかなくてはいけないとは・・・。印鑑証明や戸籍謄本、一体何通いるんでしょう。なんてややこしく不便なシステムなんでしょう。各手続きで要る印鑑も父のもの母のもの、娘たちのもの・・・・。サイン一つで済む国がうらやましいです。父がパートナーにと、残した和本を今日持って帰りました。先日、古本屋が母に無断で持ち出し、危機一髪のところ、母が見咎めて取り帰したものです。父とパートナーは互いに尊敬しあう仲でした。父がその古本屋の義父を信頼していただけに、今回の裏切りは許せません。