tsubaki_style2007-09-01

シーケンシャル マニュアル トランスミッション・・・レーシングカーと同じだそうです。およそレースとは無縁の私。何しろ超怖がり。運動オンチ。ちびの頃から三輪車が怖くて乗れなかった、エスカレーターに乗るのをびびって、片足を乗せたものの、もう一本の足がついてこず、股裂き状態になって泣いた、そんな幼少期。遊園地の遊具は観覧車以外は無理。ジェットコースターなんて、お金もらっても乗る人の気持ちがわからない。自転車は、結婚が決まった時に、お買い物に行くのにどうしてもいると言う切羽詰った理由で練習しました。不思議と3日で乗れました。ところが、結婚して住んだ町が坂道ばかりで、自転車はきつく、原チャリの免許をとりました。それから、またさらに田舎に引越しをして、子供を幼稚園に送らなくてはいけなくなり、車の免許をとりました。怖がりの私にとって、路上教習はすごいストレスで、ついに神経性の下痢をして不登校になりました。ある晩、教習所に行く時間になって、体が固まってしまい、「もう、むり〜!」と泣き叫んで、台所の隅っこにへたり込みました。そこで、パートナーが、「そうかあ、じゃあ、もうやめたらええやん。」と静かに一言言いました。私は生活がかかった主婦です。はっと気がつきました。「いや、払い込んだ授業料がもったいないわ!がんばるわ。」なんて変わり身が早い。涙を拭いて立ち上がりました。それから激やせしながら、がんばって通い、結局ストレートで合格して卒業。なんやあ、運転って、運動神経やないんや。それに、怖がりの癖に、路上で70キロも出して、怒られたり。今回激しいスポーツカーを買ったのは、ヴィジュアル重視の私ですから、ヴィジュアルだけが理由。パートナーは、大型バイクから始まって、根っからの車好きですから、彼の好みでしょうね、いやに熱心に勧めてくれたのは。私はオートマの車が良かったんですが、MR-Sは、スポーツカーだし、オートマはないのです。買ったこの車は、前のオーナーが失くしたのか、取扱説明書が付いてなくて、シーケンシャルの乗り方がイマイチわからない。パートナーは東京だし、一人であれこれ考えながら傾斜になっているうちの車庫入れだけで昨日は汗だらだら。しかし、乗らないわけに行かん。で、今朝、思い切ってスーパーまで行きました。ううん、なかなか面白いやん。確かに坂道では下がるし、シフトアップしなあかんけど、ブレーキを踏むだけで、シフトダウンはしなくていい。パートナーの二台目のビートにも時々乗っていたし、ランティス君の前のシビックはミッションやったし、ミッションには慣れっこでしたが、クラッチのないミッションて、なんか不思議。こうやって写真を撮ると、ランティス君にやっぱり似てるなあ。顔が短くなって、目が大きくなったみたい。そうです。車幅は全く同じで、長さが35センチも短いです。2シートだからでしょうか。エンジンは後ろの車軸部分にあります。後ろから低く響くエンジン音は気持ちいいです。ズングリ筋肉質な感じの車です。