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今日は母、姉、姪の三人がポテトを見に来てくれました。母は大津から、姉と姪は京都の北区から、地下鉄や電車を乗り継いで長い道のりを来てくれました。母は少しふっくらして、お洒落もして、若返っていました。夕方、みんなで温泉に行きました。結婚してから一度も旅行をしたことがなかった母はこんな公衆浴場のようなところの経験もほとんどなく、恥ずかしがっていましたが、私の好きな塩サウナにも挑戦して、そう、生まれてはじめてのサウナです・・・露天も楽しんで、「楽しかった、気持ちよかった。背筋がすごい伸びた。」と大喜びでした。母の良いところはいくつになっても好奇心が豊かなことです。父の看病、看取り、家の整理とこの三ヶ月怒涛の生活を送り、何回も、絶望の涙を流してよろよろになってしまった母が、寄せ鍋をもりもり食べながら、今度はいっぺん東京に行ってみたいと、嬉しそうに話しました。姉がお気に入りの石鹸を持ってきてくれました。レモンバーベナの香りがたまらなく気持ちの良いフランスの石鹸です。我が家にはレモンバーベナの大きな木があるので、母と姉に枝をつんであげました。母、姉、私、姪、ポテト・・・女子５人対パートナー男子一人。この有馬の家では珍しく女系の一日でした。ポテトはみんなに尻尾を振りまくってかわいがってもらって、今日は一日悪さをせずとっても良い子でした。