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ヌメ革といえば、芸大に入った当時カメラバッグが流行っていて、デザイン科などのお洒落な学生は必ず下げているのでした。その当時京都では一番おしゃれな場所、BALの地下にある手作りのバッグショップで買ったのがヌメ革製のカメラバッグでした。その店では、バラの模様を彫った小さなヌメのバッグも買いました。今思えば、かわいいバッグだったし、残しておけばよかったなあ。今回ヌメで手帳カバーを・・・というご依頼でつくってみて、ヴィンテージ革とのコンビネーションのお洒落感に、新鮮な感動を覚えました。ヌメの新しい使い方が見えました。真新しい明るいベージュ色のヌメとヴィンテージ革の組み合わせも美しいし、これから、どんどん飴色になって、表情が変わっていくヌメ革がヴィンテージ革に寄り添っていく感じも素敵でしょう。