tsubaki_style2008-03-23

朝からクリニャンクールへ。私がバッグをつくり始めたころバッグにつけていたのは、このクリニャンクールのリリエダニエルのものです。パートナーがパリに来てはお土産に買ってきてくれていたものでした。今日は自分の目で宝物を見つけたかった夢がかなう日です。何時間かかっても見切れない量のバックルやボタン、ブローチ。暗い地下の倉庫に入れてもらって、必死でセレクトしました。しっかり選びましたよ!でも、自分の好みでしっかり選んだだけに、ううん、商品にして手放すのは辛いかも。いかんいかん、これはあくまで素材ですぞ。リリエダニエルを出て、もう一軒あきよさんの知り合いのちょっとジャンクなヴィンテージ素材やさんに寄り、私好みのジャンク素材をゲットし、クリニャンクールのいわゆる泥棒市とも言われるアンティーク街を三人で見て周り、あっという間にお昼をとうに過ぎてしまいました。次はLES ARTS DECORATIFSへ。コスチュームも綺麗だったけれど、ビジューが素敵でした。もっとゆっくり見たかったけれど、時間はあっという間に過ぎていく。さあ、あきよさんのアパルトマンに行こう。あきよさんの気配りで、生ハムと有機野菜のてんぷらをあてにワインをいただきました。パリのアパルトマンは素敵なアトリエになっていて、これまたすっかりくつろいでしまいました。三人で記念写真をとりながら、「なんか不思議やねえ、感激やねえ。今こうやって三人がパリにいるなんて。」深夜アパルトマンを出て地下鉄の入り口まであきよさんが送ってくれました。寒い寒い小雨交じりのパリの夜。鼻先を赤くして、少し鼻水をすすって、三人抱き合ってしばしの別れを惜しみました。今度は日本で会いましょう!