tsubaki_style2008-04-04

アッシジの街でこんなタイルを買いました。数軒のお店で見かけたので、伝統的なデザインだと思います。先ほど調べたら、このイタリヤ語は、「猛犬注意」という意味らしいです。その文字の意味を知らず、ただかわいいので、我が家の玄関にかけようと思い買ったのですが・・・・ポテトはとても猛犬には程遠いし。二週間預かってもらったPAWSでは、他のわんこたちが吼えまくっていたので、きっとポテトもこれで吼えることを覚えるかと思ったのですが、ご主人に聞いてみたら「一回も吼える声を聞いたことがなかったよ。」ですって。笑。そして、やはり、すべてのわんこたちに、「遊ぼう!遊ぼう!」と寄っていっては吼えられていたそうです。「みんながポテトみたいだったらいいんだけどなあ。」なんて、ご主人に言っていただきました。性格のよさはピカ一ですが、番犬にはね。今回の旅で、犬に会うことはありましたが、一番多かったのが、ラブラドール、その次がゴールデン、ビーグルとプードルでした。日本で根強くはやっているミニチュアダックスは、ショートヘアーを一頭見かけただけでした。どの街でも、わんこたちは大人しく、静々とお散歩をしていました。道には平気でウンチが落ちていました。おおらかでびっくりしたのは、フィレンツェのフェラガモ本店にお客さんが犬を三頭も連れて入っていたこと。レストランでさえ、犬を連れて入っていました。別に盲導犬じゃないのです。このタイルを買ったアッシジでは、泊まったホテルの隣の庭にイングリッシュポインターがいました。そのお庭には、ウサギや猫があちこちでのんびり日向ぼっこをしていました。アッシジのお城に行ったとき、地元の若い女の子がポテトと同じジャーマンポインターを連れているのに出会いました。ポテトより大きく、色はレバー色、胸に白いもようがあります。その子はまったく落ち着きがなく、「うわあ、ポテトと一緒やん。やっぱり、ポインターってこんなんや。」って、ほっとしたような、がっくりしたような。その女の子に、私たちも同じポインター飼っているのだと話しかけると、”Very strong !”と笑いながら引きずられて走っていきました。ほんま、そう、ポインターってタフ。女の子がお城の下の坂道に止めてあった車のドアを開けると、とジャーマン君はひらっと飛び乗り、それから、ポテトと同じように助手席に直立して前を見ながら得意そうにしていました。窓から手を振って女の子は街へと降りて行きました。私たちは車の中のジャーマン君が見えなくなるまで見送っていました。素敵な出会いのひとつでした。