tsubaki_style2008-04-15

今回の旅行では、しっかり買いものをするつもりでしたので、(実際はユーロが高くて、洋服などは全く買わずでしたが・・)シュミレーションをしっかりして、パートナーはいつもの大きなサムソナイトとリュック、私はこの(正しくはこれと同じ)innovatorのバッグを新たに買いました。デザインがかわいく軽くて、しかも、縦にすると取っ手が出てきてコロコロ引っ張れます。色はオフホワイトが断然おしゃれでした。実際、空港で荷物が出てきた時、白って珍しくてすぐに目に付いて助かりました。二年保障がついているのと、フィンランドのメイカーなのでちょっといいかななんて思っていましたが、タグを見ると中国製だったのには・・・・ううん、まあ、そんな値段だし仕方ないか、保障ついてるし・・・いいやん。とちょっと引っかかりながらも。ところが、旅の二日目、書類しか入れていないのに、早速中のポケットが破れました。縫製が悪くて、縫い目からハラリと外れています。あらまあ、がっくり。ポケットにはそれから物が入れられない状態で帰国。先日その写真を添付してショップに連絡しました。修理をお願いしたのですが、修理不可能ということで、新品との交換になりました。それは悲しいなあ。私はごろごろ引っ張って歩いたバッグにはいろんな思い出があったし、かわいそう。少々変になっても修理はできるはずだし、してほしかった。簡単に交換って、きっとその方が楽なんでしょうね。これが消費社会の矛盾なんですね。保障ってこういう意味か。壊れることはあります。すぐに取り替えますか。今日新品が届きました。旅の五日前くらいに、これから始まる旅を想ってわくわくして梱包を解いたときのことを思い出します。なんだか切ないなあ。これからまた振り出しに戻ればいいのになあ。新しいものに交換してもらっても少しもうれしくない複雑な心境。こんな商品を保障つきって言って売ってはいけないでしょう・・・ってことをきちんと伝えるためにも現物は送るべきだったのでしょうが、いやにきれいなバッグを見ると、触るのも切ないです。