tsubaki_style2008-04-27

ポテトを室内で飼うと決めて、一番不安だったのが、私の仕事部屋にある犬にとっては魅惑的な革や工具をいたずらしないかという点でした。幸い、頭がいいので、これは絶対触ってはだめというものはすぐに覚えました。おかげで、アトリエにいても、革や工具、飾ってあるバッグなどには一切触れません。(壁や床、スピーカーはかじったことがありますが)
アトリエには大きな本棚があって、そこには本以外に私が好きなごちゃごちゃしたおもちゃやフィギュアがたくさん並んでいます。それも、ポテトは大切なものだとちゃんとわかっていて触りません。ただ、赤ちゃんのころ、その中からいらないぬいぐるみを与えたことがあるので、「ぬいぐるみは私のものかも・・・。もしかしたらもらえるかも・・・。」と思っているようです。先日、赤ちゃんのころにしゃぶらせていた小さなテディーベアを、ぼろぼろにされる前に取り上げて本棚に飾っていたのですが、いつの間にか取ってきて・・・・それは悪いことをしているという意識があるのでしょう。いつもの「こそこそ隠れ机」の下でしゃぶっていました。かわいそうだけれど、「これは返してね。」と取り上げました。
ちょうどそのころから、アトリエに来ると、本棚の前にお座りをして、ジーっと本棚の一点を見つめるようになりました。何を見ているのかな?と、ポテトの視線をたどると、このセサミストリートの鳥のぬいぐるみのようです。「それは、だめ。母さんの大事なもの!」本棚に手をかけて、できるだけ近寄っては、いろんな角度からジーっと見つめています。おかしいなあ、鳥ってわかるんかなあ。なんで他にもぬいぐるみが並んでいるのに、こればかり見つめているんやろ?ミッキーマウスには知らん顔。だめよ、だめ!これは母さんがニューヨークで見つけた大切なビッグバードなんやからね。