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私のバッグ、お財布、手帳です。バッグは先日オーダーのバッグのお流れ（サイズが小さすぎてつくり直し）です。柔らかい革で軽くて使いやすく愛用しています。お財布は前にもブログに出た、木彫りのヴィンテージバックルつき。この財布にしてから、「お財布、どこ行った？」がなくなりました。手帳は愛用してきたハラコのものが汚れてきたので、先日つくり変えました。イタリア製の革で、面白い加工がしてあるのを、サンプルとして使ってみるつもりでつくりました。変わり染めや金、銀などのメタリック加工は、使っているうちにどうしても変化してしまいます。このお財布も、燻し金の加工がしてある革なのですが、使っているうちに金の光沢がなくなってきた部分があります。それも味だと思いますが、あまり激しく変化すると、はじめの印象にほれ込んで買っていただいた方には申し訳ないです。
革は布と違って、素材的に表面をいろいろ加工しても安定性がありません。また、革自体が命ある動物からいただいたものですから、そうそう長く同じ状態では保存できません。でも、お手入れしだいではずいぶん長くいい状態で使っていくこともできますね。
秋になって、創作意欲もりもり。アトリエに続々新しい革がやってきて、ドアを開けると、革の香りがむんむん。ううん、いい香り。私、本当に革が好き。