tsubaki_style2008-10-24

jejeのオーナー池城さんという方はいろいろな顔を持たれていて、とっても奥が深い方です。ロマンティックなjejeとは結びつかないバイクのビンテージヘルメットのショップのオーナーでもあります。初めて知ったときはびっくりする結びつきだったのですが、彼に会っているうちに納得。というか、そんなミスマッチなお店をダブルで・・・ということから私はググンと関心を持ったのですが・・・。
私は基本、いいものは何でも好き派。興味を持ったら、こだわりは持ちません。新しい世界に入る喜びほど癖になるものはないからです。たとえば、音楽。私はロックなしでは生きていけない体質の人でした。最近は、開拓をさぼってなかなか音楽的な出会いはなく、惰性で持ち合わせの音楽を流していますが。人生の節々で、出会った人から影響を受けてはまった音楽は結構な数。たとえば、13才のころの彼氏がバンドでコピーをしていたクリームの「ホワイトルーム」、ジミヘンの「紫の煙」深夜ラジオで聞いたサム&デイブの「ホールドオン」・・・・・。スティービーワンダーの「スーパースティッション」アレサフランクリンの「小さな祈り」ロック大好きだったけれど、R&Bもジャズも好きだった。京都にあったちょっと崩れた雰囲気のジャズ喫茶ブルーノートで遊ぶおませな中学生でした。高校生のときは美大受験予備校の帰りによく寄った高瀬川沿いのロック喫茶ジャムハウス。そうそう、高校生のころの一番のロック友達は姉の彼氏でした。彼はWHOやクリーム、イエスが好きで、ロックには関心のない姉より、音楽では私と気が合い、我が家に遊びにきたら、私と一緒にレコードを聴いたりしたものです。その彼はその後私の兄となりました。大好きな兄でした。50歳の誕生日を迎えて間もなく亡くなりました。兄から借りたままになっているLPレコードがこのツエッペリンのⅢ。私の宝物です。
もう一枚は、パートナーと大学生のころ知り合った時たまたま同じLPを持っていて、我が家に二枚あるピンクフロイドATOM HEART MOTHER
この二枚、いったい何回聴いたことでしょう。こんな懐かしい青春の日々、思い起こしたのは、池城さんと出会ったからです。