手帳を持つことが最近ブームになってきているようです。なんでもメモしておくこと、慣れるといいのですが、私はついつい気がつくと白紙のまま数ページが・・・。ということも。でも、手帳なしでは出かけられないくらい重要な存在です。もし、携帯を忘れたら、連絡先は手帳にあるし、記憶が途切れたことも、遡って思い出す助けになるし。最近は、付箋に書いたメモをくっつけておいたり、出会った人の名前をメモっておいたり。来年は、もっともっと活用しましょう。

今夜仕上がった手帳カバーは、オーダーのものです。手帳カバーとは思えないほどのデザイン、やってみました。どんな革でつくりましょう?・・・とお話しているうちに、グリーン色のバッグのハラコをご覧になって、「あんなハラコでカバーって、できます?」なんてご質問。これは楽しそう。「ちょうど先日、もっと鮮やかなグリーンのきれいなハラコを買ったところなので、それを使ってみましょうか?」「縁がこすれて、やがて毛が禿げるから、表面だけハラコにしましょうか?」との問いに「それもまたいいので、全部ハラコでやってください!」
なんて、太っ腹!こんなお客様には、私もどんどんアイデアエスカレートしていきます。
留めの飾りは、ビンテージイヤリング。あちこちに長い毛がフワフワ・・・。だって、きれいな色の毛だし、見せてあげなくちゃあ。名刺ポケットは、グリーンの蛇のうろこの型押しの革。口にもフワフワ。そして、二本のしおりの先には、お客様のお気に入りのチャームをつけて差し上げました。
手帳本体がないので、サイズだけでおつくりするのが、ちょっと苦労でしたが、なかなか楽しいオーダーでした。ありがとうございました。