私が今の小学校に来て二年目がまもなく終わろうとしています。4年生から6年生まで、週に二時間の図工を教えています。のどかな農村の小さな小学校で、子供たちは幼く、純粋です。何か欠点は?といえば、小さな集団ですごしているので、積極性や自信に欠ける子がやや多いことくらいでしょう。素直で感性は豊かなので、教師の指導次第でどんどん伸びていくのが面白いです。
五年生は9人。それぞれが個性的で、図工大好き。
4年生のときに、音楽(ペンギンカフェのアルバム)を聴いて描いた抽象画が楽しかったらしく、今年も描きたいというので、それでは・・・と、画用紙に水を塗って、絵の具で色を自由に乗せました。こういうの、子供って、真剣です。にじみ具合にこだわって、気に入らん!と、何回も書き直す子もいます。
乾いたところに、白ペン、黒ペン、水彩色鉛筆で思いつくままにドローイングしました。
桜の花が満開で花吹雪・・・左に並ぶのは、電球のランプ。やさしい男子の絵

前は図工が嫌いだったけれど、今は大好きになったという女子の絵

ちょっとしっかりものの女子の絵


ほのぼのした子供の感性に癒されます。