ポテトをようこさんにお願いして、今日は京都に向かいました。私のパートナー、椿昇氏の個展が明日でいよいよ幕を閉じます。今日は、毎週続いたラディカルダイアローグ、いろいろな方をお招きしての対談の最終日。今日の対談のお相手は、解剖学者の遠藤先生です。
今日から始まった高速道路大幅割引のせいで、対向車線は動かないひどい渋滞ですが、幸い、お花見にはまだ少し早い京都に向かう車線に渋滞はなく、スムーズに美術館に到着しました。

最終日まであと一日というところで、今日、バルーンが破れて空気が抜けるというハプニングもありましたが、なんとか応急措置でしのいで、トークショーを迎えることができました。遠藤先生のお話はいろいろな映像を巧みに使いながら、満員のオーディエンスをお話に引き込まれていました。医学研究の中で隅っこに押しやられた解剖学に、資金は流れてこず、実質的に即お金につながる研究にしかお金が流れない日本の悲しい政治の貧困は、美術、文化全体の問題でもあり、椿自身の仕事でも抱き続けた怒りであります。
個展が始まったころは、その今までにないスタイルに賛否両論ありましたが、各新聞が熱心な取材を重ね、個展についてわかりやすく書いてくださったり、ぜひ見てほしい展覧会であると書いてくださったり、そのせいもあり、また、ブログや口コミもあり、観覧者の数は最終的には八千人を超えたそうです。私からもその八千人のかたに心からありがとうございました!
美術館のレストランでは、企画展特別メニューとして、こんなものを作ってくださってました。

今日、何も知らないで、たまたま美味しそうだなあと思って、二人が注文したら、あれ?金箔が乗ってる・・・黒いものが・・・あ!お皿のふちに白いロケットが・・・!!!で気がついたのです。BLACK GOLD WHITE
明日が最終日です。たくさんの方に支えられて一ヵ月半の展示が終了します。ありがとうございました。