tsubaki_style2009-11-18

フルオーダーのバッグは、型紙を作って、組み立ててみます。そして、その型紙から起こした型で革をカットして、縁を削ぎ、縫い目部分の向かい合う部分に、目打ちを使って同じ数の穴をあけていきます。
このような対照的な形は目数がしっかりそろわないといけないので、難しい。そして、縫いは色が黒い革の場合、穴が見えにくく、針先の感覚で縫っていかなくていけなくなり、目を落とさないように気を張ります。しかもこの革はエナメルで滑る・・・・三重苦(笑)そんなこんなで、なかなか思うようには進まないですが、今夜、やっとここまで来ました!ミシンで仕上げれば早いのにね。。。。。。まったくのアナログ仕事です。それが好きではまっていますが、さすがに肩が痛い。
そういえば、ミシンを使いたくないのは、縫い目の均質間や、堅さのほかに、機械の音が嫌いな私の体質?のような気もします。たとえば、掃除機・・・本当はすごい吸引力のお掃除楽チンのダイソンも、あの音が好きになれない。箒が好きで、さすがじゅうたんには使いませんが、大きなほうのアトリエはほうきで掃除します。機械音が嫌いなのは、私の子どもたちにも遺伝していたのか、男の子なのに、小さいころ、車や電車のおもちゃでスイッチを入れて、音が出るものは軒並み嫌がって逃げていました。遊園地に行っても、遊具に乗って、お金を入れないで止まったままの遊具のほうが好きだった、おかしな子どもたち・・・・あれは、多分怖がりだったからですね。私も怖がりです。だから、ウイーンと突然動き出すものが基本的に嫌いなのかも。で、なんで、スポーツカーに乗っているの?って聞かれます。あれは、なんでしょうね。ただ、ビジュアルが好きなだけ。ミシンもそういえば、私のおばあちゃんが使っていた手回しミシンなら好きですね。非効率的な体質です。