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お財布の小銭入れをつくる時、ファスナーをとりつけるのに、ミシンで縫う時もありますが、たいていは手縫いで仕上げます。わずかの距離なので、手縫いでもそうは時間がかからないのです。今夜は雨音を聞きながら、ちくちくと仕上げました。
目うちは4目か6目を使います。革が薄い時は6目のものを。
革が分厚い時は、6目では力を入れないとしっかり穴があかないので4目を使います。目うちを打っている時、気が張っていないと、ズレてしまいます。気の張る瞬間です。