神戸ファッションミュージアムで開催されている「世界の衣装たち」展と、「アンティークレースの至宝」展を見に行っていました。ミュージアムは海の街六甲アイランドにあります。我が家の有馬からは、車を飛ばして、六甲山をくぐりぬけて、ひたすらまっすぐ海に向かうだけ。気持ちのいいドライブコースです。
想像以上にたくさんの衣装をみることが出来ました。市田ひろみさんのコレクションです。世界の伝統衣装に刺繍という技法がこんなに重要な位置を占めてきたとは・・・。アジアも、アフリカもヨーロッパも、それぞれが美しい刺繍の技を育ててきています。クロアチアスロバキアの衣装がとってもかわいかったです。
同時開催のアンティークレース展も、数は少なかったのですが、いいものが集まっていて、見ごたえがありました。洗礼の時の赤ちゃんの帽子のレースや、男性の胸飾りがお洒落でした。
帰ってから、アトリエにある何年も前に見たレース展のカタログをもう一度開いてみました。
これ、17世紀後半ミラノのレースの手袋です。

こういうのが好きなんです。多分、ぴったりはしない手袋でしょう。繊細過ぎないのが素敵。