solusは、バッグをつくることからはじめました。初めは、革の素材よりそれ以外の素材の方が多いくらいでした。木、プラスティック、布、竹、金属板、防音マット・・・・どんなものでもバッグにしていました。
使うことを優先していなかったので、とにかく何でも使って、楽しかったなあ。
オーダーをお受けするようになってから、当然のように、革が素材の中心になっていったのですが、私が革を扱って、一番引き寄せられたのが、革の端っこでした。なんて、面白い曲線なんだろう。ぼろぼろ感、ムラ感、心地よい。
solusのものは、ずっと、はじめから、革の端っこを生かした作品が続いています。

写真は、大好きな端っこを使ったブレスレットです。神戸での初めての展示会で出したもので、売れ残ったことがちょっとホッとした作品です。自分自身が好きで執着があったのです。
不思議な中国人?の顔のビンテージボタンが「こわい!」というお客さんもおられて、私としては、これが「かわいい!」と感じてくださる方に使ってもらえる日をゆっくり待っています。出会いが大切なのです。ちなみに、ブローチもビンテージ。チェーンは、本物のべっ甲です。私のお宝素材オンパレードでした。