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昨日突撃洋服店で買ったヴィンテージベルトを解体。
金具を綺麗に外して、磨きました。
さあ、どんなベルトにするか、もしかして、バッグ？かもね。
またまた、天から声が聞こえてくるまで、待っていてね。
そして、これはどこかで見たことがある？

そうです、一年半前に次男につくってやったお財布と同じデザインです。
実は、私に似てうっかりものの次男、東京に行って、入社式の夜にお財布を無くしました。落としてすぐ引き返したらもうなかった。都会は厳しい。かわいそうに、一文無しになって、警察に救いを求めたら、一円も貸してもらえなかったそうです。その晩は間の悪いことに、すごい嵐でした。ニュースで看板が落ちてけが人が出たという東京。そんな時、彼は、夜中に一時間半かけて自転車をこいで長男のマンションまでお金を借りに行ったのです。まだ全く土地勘のない東京の夜中の町を、飛ばされそうな嵐の中・・・・。厳しい試練から始まった東京での暮らし。もう無くすなよ！との気持ちを込めて、その後、できるだけ存在感のあるお財布をつくって、送ってやりました。これなら、落としても大きな音がするね。
幸いあれから一年半、まだお財布は健在のようです。頑張って忙しく働いています。そして、先日お世話になっている上司の方が、「その財布と同じものが欲しい。」と言って来られたそうで。色は焦げ茶色のリクエストです。ありがとうございました。
さあ、新作にかかろう。
小さなタマゴ。。