tsubaki_style2012-04-04

私が好きなミュージシャンの一人、トータス松本さん。
彼のことは、ウルフルズ時代からのファンなのですが、ウルフルズの時はとにかく、ファンキー、面白い楽曲、熱いラブソング、ユカイな舞台・・・クリエイティブな魅力にはまっていました。絵の才能がある彼らしい、バンド全体がアートでした。残念ながら、ウルフルズが解散してしまって、彼の単独ライブになっても、見に行ってましたが、彼一人になってからは、歌詞の面白さとかが無くなって残念な部分もありました。やけに応援ソングぽくなるのも嫌なところもありました。でも、彼はいつも前を向いて、新しい自分に挑戦されています。アカペラを歌ったり、歌い聴かせるということに重きを置くようになり、それもまた魅力で、とっても素敵。去年のライブでは、とにかく歌いたい、俺に歌わせてくれ・・・・そういう言葉が心に残りました。俺には歌しかない。。。ああ、同じようにクリエイターである私には刺さる言葉だった。
彼に共感する一つの要因は、ブルースが好きということ。私もおませな中学生でして、オーティスレディング、サムクック・B・Bキングなんぞを聴いていました。なんとなく好きになったウルフルズはやっぱり、底にブルース魂が流れていたからなのかもです。さて、今回、松本さんがサムクックの「ツイストで踊り明かそう」というサムクックのLPアルバムをカバーされたのですが、感想は・・・ううん、いいですよ。松本さん、熟しましたね。前回、彼がブルースナンバーをカバーしたアルバム、「TRAVELLER」は2003年のもの。彼が30代のころのものですが、まだすこし軽かった。今回のアルバムで前回のアルバムにもあるSugar Dumplingを歌っていますが、彼に流れてきた9年間の人生がさらにこの歌の厚みを増しています。男40代は旬ですねえ。

今日の私の三時のおやつは、ライ麦パンにカシスジャムを塗ったもの。昨晩焼きました。ヨーグルトをたっぷり入れて発酵時間を長くして焼きこんでます。革がカリカリして美味しいです。お茶はアールグレー。。。。。。幸せな一日。