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お財布の縫いが完了！
緊張の糸がヘロヘロと解けました。
この革、思ったよりはるかに手ごわい奴でした。イタリアからきたこの子、カッコよくて、クールな印象なのですが、なかなかのやんちゃでした。というのは、ワニ型押し加工の凹凸が小刻みにある部分もあり、そこに縫い目が来ると、見えない！黒い革は普通のものでも縫い目が見えにくいのですが、なおさらでした。何回メガネの曇りを拭いたことか。。。笑。ムッチリした感触もひと針ひと針、キューっと手ごたえあるし。しかし、その最後の糸を結んだら、ホッとした気分と共に少し寂しい気持ちが訪れたのはなぜ？手のかかった子はかわいい。。。というやつですかね。いつもこういう気分を味わうのです。やっぱり、マゾヒスティックな性格なんでしょうか。。。試練が好き？いやいや、ほどほどの心地よい試練ですね、欲しいのは。
さてさて、縁をやすりで磨いて、仕上げ材を縫って・・・・。
朝晩がひんやりしてきました。朝陽の陽だまりでわざわざ寝ているポテトさん。

季節の移ろいをしっかり感じ取っているようです。