tsubaki_style2012-12-04

一からやり直し。
ドラマで見るシーン。。。陶芸の大先生が、釜の前で。。焼きあがった器を床に投げつけて、ガッシャーン!割る。「せ、先生!何を〜!」「うるさい!わしの納得のいかんもんは何の価値もないんじゃ!」
なんてね、そういう状況です。丸3日賭けて、四日目の今朝仕上がった財布・・・・・気に入らん!あかん!あかん!こんなもん、お客さんが使いにくいやろ!そう思った。四苦八苦して仕上げたけれど。いつもより素材に振り回されて、時間がかかった財布。それゆえ、勢いがなくて、迷いが出ている。妥協してしまった部分が仕上がってみたら、やっぱり気になる。そこで、私は・・・・・・・・・・
大きな裁ちばさみで、ざっくり。完成した財布を真っ二つに切りました。大切な蜂の部分を切り取って残して。。。。。
そんなわけで、今日は一心不乱です。先ほど夜10時、ようやくめどが着きました。迷いがスッキリしたので快調です。
貴重な革をゴミ箱に・・だけが残念ですが、気持ちは爽快。幸い首の調子もいいのです。わはは。。。大先生は大満足。