瀬戸内国際芸術祭の開催が近くなりました。椿は小豆島の坂手地域の総括ディレクターです。今日は神戸と坂手をつなぐジャンボフェリーにヤノベさんの作品「ジャンボ トらやん」が設置されて、いざ出陣式です。私も一緒に参加しました。

朝から強い日差しの神戸の港に停泊していたフェリーの甲板で、やばく紫外線攻撃されてしまいました。
トらやん二個は芸大のウルトラファクトリーで学生チームがたった一ヶ月でつくりあげたそうです。椿の霧島の作品を担当した学生達もいます。すごいですね。平均年齢20歳で、プロの仕事をこなしています。遊ぶ暇もなく、寝る時間も削ってひたすら大学で制作する彼らは今時のちんたら学生とは根性が違う。彼らの卒業後の活躍が楽しみです。
そのあと、神戸イベントを開催されているジィオデシックへ。

今年ジィオデシックから新人デザイナーとしてデビューしたのは、やはり、芸大の学生時代からジィオデシックのゆうじさん、まゆりさんに鍛え上げられた中井さん。学生時代一年に100個もの作品を仕上げたという、根性のある彼は、見た目は優しく穏やか。でも、20代半ばでもう新宿伊勢丹のブックにデザイナーとして顔が出ています。近頃の若い子は。。。なんてよく聞きますが、根性のある子はどんな時代でも頑張るのです。そして、思うのは、やはり、好きこそ、ものの上手なれ。。。。ただ好きでなく、いかに好きなことを極めるか。それは、若い子だけでなく、何歳になっても、同じ。好きなこと、これぞと決めたことに一心不乱に打ち込むことが出来る人こそ、ものになるのです。私?もちろん、そのつもりです。ものになるまで、死ねません。一心不乱。今夜も夕食後にアトリエ。自分の道はこんな年になってもまだウンと先まで未知のまま。