なかなか決まりませんでした。
革でつくるスカート。

ただの腰巻にはしたくない。この革の加工の美しさを最大限に生かしながら、最小限の手を加えて、それでいて、ただ革を巻いただけという印象にはしたくない。。。。。。。
二日間苦しみました。こういう時間が正直今はもったいない。でも、天から降りてくるまで、待つしかない。今朝は雨も降り出すし、そうなると、首も重たいし、機嫌最悪。散歩したり、友人とメールのやり取り、電話で気分転換。そして、夕方ついに降りてきましたよ!これだってね。
ロンドンで買ったバックルにこだわるのをやめて、コレクションのバックルを使って、ロックテイストにすることにしました。
この革は実はなめす前に生皮で腐ってしまった革。。。と言うと、印象が悪いのですが、生ものですから、溶けてしまった部分があるんです。それを敢えて、なめして仕上げて染めて、一枚の革として仕上げられたものです。いわゆる天然のダメージ加工です。こういうの、使えるんじゃないかと思って・・・という社長さんの言葉。もちろん、私にまかせて〜。使いこなしてしまいますヤン。もう、たまらんですよ。不思議な模様ができてるんです。それを生かします。そして、敢えて、裏を表にします。かっこいいのです。バックルは20年前のアメリカのバイカーバックル・・なのに、何故か、綺麗な薔薇。。。。