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仕上がりがかっちりして、気持ちのいいバッグなんですが、こういう革はほんまに縫いにくい。縫い目を目打ちで空けても一回では空かないし、縫うときも力が要る。ストラップをつくるのに一日かかりました。明日は本体を縫い上げて、底板をつくります。ピンク色のファーの裏をどんなものにするか悩み中。自分がピンクを身に着けないので、余計に難しいです。こういうときはこのバッグを持つ人をイメージしてみるといいのかな。ピンクって、女子女子（笑)した色なので、どうも気疲れします。
話はバッグから離れますが、先日ある男性が、結婚まで至らなかった女性に対して、「幸せにして上げられる自信がなかった。」とふとつぶやかれました。あまりに多忙な男性でした。
私は、幸せって、男女関係なくそれぞれが自分で感じていくものだと思っています。相手とともに築いていくものだと思っています。相手に幸せにしてもらうという他力本願でなく、この人を選んで私は幸せになるんだ・・・そんな心構えで一緒になるほうがいいなと思います。辛いことがあれば一緒に乗り越えて、2人で幸せを築いて行くのが一番ですね。多忙でほとんど一緒にすごせないカップルでも、たまに一緒にいられる時間がより濃密になるし、人を待つって素敵な時間のように思うのですが。ただ、子どもが生まれたときに、孤独に一人で子育て・・・なんてことになるのは辛いかな。ううん、そう思うと、今の時代、結婚って踏ん切りが難しいのかも。無責任に、結婚したら？って言えないな。