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コレクションしたアンティークボタンは、次々と作品に付けてお嫁に行きますので、私はコレクターにはなれません。
たまらなくアンティークボタンが好きなんですが、手元に置くことが、この子達のためにベストな訳ではなく、財布やアクセサリーの飾りとなり、晴れの舞台に行くことこそ、本望だと思い、張り裂けそうな胸を押さえ、使い続けています。
私の一押しの子達は、もういませんが、今アトリエに残るボタンたちを愛おしみ、一個一個磨いてあげて、柔らかい綿の上に乗せて、整理しました。先日のイベントの売り上げを投資して、またコレクションを増やしています。いつか、まとめてお披露目出来たらいいかなと思います。
そして、今日、また届いたのは、天使がモチーフのメタルボタン。


これらも１９世紀から２０世紀初頭のものです。買い集め続けることは出来ません。手に入るには限度がありますが、できるときに頑張って手に入れておこうと思います。これは私の将来への投資です。詳しく言えば、私の仕事の素材としての投資です。クオリティをさらに上げていきます。出逢って恋して、欲しくてクラクラ目眩がするほどのものをつくる。それが私の仕事です。