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重箱をこのお正月、いい加減な扱いをして傷めてしまいました。自分のミスで、大切に出来なかったことが悔い。ふと、フェイスブックで繋がっている京都芸大の後輩で漆の専門家Ｄさんを思い出し、連絡を取って相談してみました。一度見てみましょうとのお返事を頂き、今日、三宮に出てこられる用事があったので、こんな大きな荷物を持って成人の日で賑わう三宮へ行ってきました。4段のうち傷みが軽い3段なら経費が少なく修理できそうで、そのままお預けしました。現在竹生島で文化財の修復作業をされている方で、まさに漆の匠。漆の話を伺うのはとても楽しい時間でした。彼がいちばんおすすめだという白漆。いつか手にとって見たいです。どの世界でも、素材からこだわり、極めようと日々勉強しているひとのつくるものは手に取ると感じるものが違いますよね。彼と話して、私も今年はもっと素材の勉強をしようと思いました。お重は破損しましたが、またそれが出会いに繋がってよかったです。。。。。。