青いバッグの中袋は、モリスの有名な「イチゴ泥棒」という名前の絵柄。渋い紫色と、このバッグのブルーがいい感じでマッチしました。中袋のポケットの口に革で留めをつけました。
次は袋の外を縫って、中袋を完成。それからは、かぶせをつけたり、、完成はあと少しです。

このオーダーを頂いた方とは面識がないのですが、solusが阪急のガルレという店で常設販売していた時に、バッファローの毛革でつくったバッグを買ってくださった方です。新規のお客様が少なかったので、その出会いは私にとってとても嬉しいものです。あちこちを回って、沢山のバッグをご覧になった目の肥えた方が、このバッグこそと、惚れてくださったのですから。そして、実は、私はあのバッファローのバッグを買わせていただいた・・・と、ある日メールを下さったのです。そして、今回のオーダーに。
先日のイベントのテーマ「私があなたに出会ったのは運命です」
というのは、私の制作の基本にある言葉です。出会いがあってこその仕事です。