tsubaki_style2014-01-30

五月のイベントでは、ピアスもつくってみようかなと思っています。なので、今日ピアスの部品を買ってきました。
今日は大阪の革やさんと電話でお話をして、ちょっとショックな話を伺いました。
革が原皮から高騰していて、三月からその会社も大幅な値上げに踏み切るそうです。値上げの要因はまず、圧倒的な世界的な革不足。西洋で健康志向で肉離れが進み、その結果、複製産物の皮革も減少。第二に、経済成長した中国の買占め。日本の畜産業からの皮革も6割が日本に残るけれど、4割は中国に輸出らしいです。中国は、生活レベルが上がって、合皮から本物のレザーに需要が変動し、しかも面白い話が、中国では、高級車だけでなく、軽トラまでが本革張りになるそうです。とにかく消費量が半端ではなくなったらしいです。革を扱うクリエイターの嘆きはやはり原材料の高さです。一枚の革を買うと、大きなものでは、二万円近くします。でもそのど真ん中の綺麗なところをバッグに使うと、あとは、ほんの小物にしか使えない。しかも出番がいつ来るかわからない。つまり、大変無駄が多いのです。そんな中、大量生産のバッグと価格を比較されたら、ほんまやってられません。そこの所は、量産品じゃない革ものを手に入れられる方に、ぜひご理解いただきたいことです。革は素材として、沢山の手がかかっています。相応の値段がするのです。