tsubaki_style2014-12-19

朝から京都へ。まずは片山優子さんと高橋栄さんの展覧会。
高橋さんとは片山さんを通してフェイスブックでつながり、互いに「いいね」を交換しあい、もうすぐお会い出来ることを楽しみにしていたのですが、悲しいことに、この展覧会前に天国に召され。。。その願いは叶いませんでした。とても心優しい作品の写真にいつも癒されてきた私は、今日はじめて目の当たりにする彼の作品の数々に悲しみと感動を同時に覚え、胸がキリキリしました。片山さんの今の作品の原点になったのは彼の作品だったことを知りました。お二人が少年少女のように野で遊び、町で大騒ぎしながら、宝探しのように廃材を集める姿を思い描き、涙がこぼれました。片山さん。。。失ったものは大きいけれど、あなたがこの山を乗り越えて、さらにステップアップされることを信じています。
その後は東山安井まで地下鉄とバスで移動して、芸大染織科の後輩安芸和美さんの個展に。彼女は学生時代からのんびりマイペースで、心の赴くままにろうけつ染めを楽しんでおられます。変わらぬチャーミングさがうらやましい。。。。ほのぼの。
電車とバスを乗り継いでまた二時間半かけて夕方には有馬に戻り、ポテ散歩。ああ、京都はやっぱり重いな。一人かす汁をつくって暖まって、静かな部屋でポテトの寝息とボンボン時計のカチカチ・・・という音を耳に、安らぐ。