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次はこの革を使おうかなと思います。
次々とショートストーリーを書いている気分です。いつの間にか、アフリカや南の国のジャングルのイメージが繋がってきています。民族衣装ぽい独特の感じ、いわゆるエスニックな感じではなく、博物誌というのがピッタリかな。そういえば、博物誌という名前のバッグをつくったことがある。
今革の作品に加えて、画家中島麦さんの絵画をそのまま素材にして小物をつくっています。何点か仕上がってきて、彼にその画像を送ったときに返ってきた言葉が新鮮でした。
「気持ち悪い感じがとっても素敵！」
え？そうなん？気持ち悪い？私は自分がずっと茶色や黒の革を使っているから、彼のキャンバスのカラフルな色がすごくきれいで、お洒落だとしか思っていなかった。でも、そういわれて改めて見ると。。。
ちょっとほどこしたはみ出し糸のアレンジのせいもあるけれど、派手な毛虫みたいな？南の国のジャングルにいそうな珍虫みたいな？
なるほどね。これはますます大成功だわ。私はただ可愛い、きれいなものはつくりたくなかったから。
というわけで、面白いものが続々と出来ていきそうで、気持ちは晴れやかです。