新年第一回目の外出は宝塚の手塚治虫美術館で開催中の忌野清志郎展へ。

ミュージシャンとしての彼よりも、画家としての彼を中心に企画されたものです。小学校五年生でいきなりこのデッサン力?びっくりの静物画。彼の色彩感覚はすばらしいし、力強い線、構成力。。。専門的に習ったわけでなくここまで描けた彼をうらやましく思う。彼の衣装も展示されています。小柄だったんだなあ。。細身で小さなスーツ・・・アニメ柄でありながら子どもっぽくならず、お洒落に仕上がっている。彼が着てこそかもしれないけれど。。。。いや、アメリカのコメディアン。ピュウイハーマンか、トータスさんなら似合うかも。
彼の絵にも衣装にも「色」の力に圧倒される。それはそのまま、彼の元気な色気なのかもしれない。狂気でもない。不真面目でもない。パンクでもない。全てがやっぱり、清志郎そのものなんだな。愛を叫ぶ彼らしい。
年の初めにこの展覧会に行ったこと、良かった。色の持つ力について最近考えることがあったのも偶然ではないような。むくむくっと創作のエネルギーが沸いてきましたよ。