オーダーの仕事をしながら、ちょこっと自分用もつくる。
昨日のバッグ、本体を繰り抜いたあと、U字型の革が二枚残りました。それをたたんでポーチにしました。

バッグは一枚仕立てなので、ポケットがありません。なので、共革のポーチは必須ですね。
このバッグの基本形はスーパーのレジ袋みたいなものです。そのままではあまりに愛想がないので、くりくり頭をひねって考え付いたのがこのバッグのデザインでした。ぱっくりと中身が見えにくくなって、おしゃれになりました。しかもガバッと広げたら、中が見えやすいのですよ。革は薄すぎても腰がなくてだめ。きれいなラインが出ませんね。しっかりした革で薄いものがお勧めです。浅草で革を探すのが楽しみです。solusは量産をしないので、マニアックな革を探します。デッドストックやサンプル商品にたまにすごく面白いものがあります。新作といわれるものにはあまり面白いものはないですね。近年原皮が高騰して、デザインに冒険しなくなったのです。オーソドックスな色デザインの革が増えました。残念です。でも、私は足と目を使って面白い革を探すし、たくさんはいらないので、何も困りません。そういう仕事が楽しいですね。素材からの出会い。掘り出し物がありますように。。。。。定番の革は姫路のタンナーさん。型押し、柄物は浅草。そんな感じになっています。