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筒型バッグに使っているクラーナハ。好きなんです。今日は大阪の国立国際美術館で明日から始まるクラーナハ展の内覧会に行ってゆっくり鑑賞してきました。クラーナハの描く女性の艶かしくしたたかさを秘めた美貌はたまりませんね。衣装も素敵です。写実的でありながら装飾的で色気のあるクラーナハの人物画。展覧会のカタログも読み応えあります。行ってよかった。
クラーナハは１５世紀から１６世紀にかけて８１年の生涯を送りました。なかなかの長生きです。沢山の職人に描かせて、とにかく任された仕事の速さでは有名だったそうで、宮廷のお抱え絵師でありながら、事業家としても精力的に活躍していたとのこと。彼の描く男性の表情はなかなか生臭い感じがするのもそんな彼の生きかた故？
いいものに触れて今日は心の洗濯ができました。