tsubaki_style2017-04-01

一つのことだけに集中するのが苦手な私。集中すれば、とっくに完成しているはずのこの財布も、一気には仕上げたくないのは何故?時間、距離を置くことで、まだ見えてくる何か、いや、聞こえてくる声を待っているのかもしれない。
何か他のことしたいなあ。タンスの肥やしになっていた、10年以上前に椿がバングラデシュで買ってきた腰巻き布、難しい色と質感、サイズ。スカートにも足りないし、テーブルセンターには色がねえ。。。で、エプロンに仕立てようと思いつく。ストラップは、大切に取っていたエルメスのリボン。リボンの色がピッタリあって、いい感じです。これだけはミシン仕事。エプロンが先に仕上がりました。そして、ミシンかけていたらやっぱり聞こえたよ。お財布の声。ほんの数ミリ、気になってきた部分を変えてみる。納得。あっち行ったりこっち行ったりしてると、それぞれの今まで気がつかなかったものが見えることがある。どんなことにも言えることかもしれない。間を置くということ、それが結構苦手な私は、いい意味で気を散らすことでそれができている。