tsubaki_style2017-06-28

Yさんのスマホケースにかかりました。鹿の毛皮をたっぷり使おうかと思っていましたが、財布より、バッグより、日常での使用頻度が高く、まずはストレスのないことが重要と考え、鹿の毛皮はポイント使いにすることにしました。黒がお似合いのロックな雰囲気のある方なので、メインはシンプルでもインパクトのあるバッファローにしました。野牛のナチュラルなシワがかっこいいです。
飾りのボタンはYさんがアメリカでオークションで買われたものです。私もこのボタンが好きですねえ。何個か候補で送っていただいた中で、やっぱりこれですね。カップルがイチャイチャしてますよ。笑。このボタンを選んでいる時にたまたまYさんがこんなボタンは?と候補に写真を送ってくださった鳥のデザインのボタン!うわあ!それ、昔、オーダーでバッグにおつけしたもので、お気に入りだったもの。しかもボタン収集の本に載っているボタンで、使ってしまったことをちょっと後悔していたものです。でもお客様が気に入ってくださったから、運命の出会いだったんだと。しかし、びっくりの価格高騰でした。今までsolusでアンティークボタンやバックルを使ったものを持ってくださってる方は、革がいたんでも残しておいてくださいね。アンティークものは本当に貴重です。
さて、昔はスマホケースの依頼があってもできるだけお受けしたくなかったです。正直なところ。というのもスマホ本体が小さい割にカメラのレンズ部分などの穴を革にあけてぴったり合うようにしないといけなかったり、細工が大変で難所がいっぱい。今はスマホ自体が大きくなったのと、革のケースに簡単に付けられる部品が販売されたり、ハードルが低くなっています。