tsubaki_style2017-08-09

革が見つかったら。。。という感じでお受けしていたオーダーがあります。
陶作家のIさんからです。スタイリッシュな器をつくられて、センス抜群の女性。彼女が焼かれる器はそれ自体が立体としての美しさ、かっこよさを持っています。そんな彼女の作風に合う革を探していたら、意外に早く見つかりました。最近おもしろい革がなかなか手にはいらないのですが、やっぱり、イタリア製でした。
画像より落ち着いた印象の革です。フラッシュが当たって強調されているのですが、実際はもっと深い、重い感じの印象です。
纏うバッグの系列デザインで仕上げます。
纏うバッグ第一号は梅田阪急のガルレという、今はもうないギャラリーで販売したことがあるやわらかなイタリア製の革でつくった、そう、あれはたしか、革から丸い形を切り捨てて、縫い合わせたものだった。あれからの発想で纏うバッグが生まれてますね。あのバッグは私の一番の顧客様が買ってくださってました。ああ、なつかしいなあ。solusの今や人気定番になってきた纏うバッグ。私の好きなバッグです。革の魅力を全面に見せていく。バッグを纏うものとして、ファッションの一部、重要なものとして捉えたのです。いつか纏うバッグをテーマにしてイベントをしたいです。革が大好き。革をあくまで一枚の素材として仕上げた人の手技が隅から隅まで残っているのを私は見逃したくないし、その痕跡を愛して形にしたいのです。