■

どんな美味しいものにも旬があり、野菜は特に、です。夏は美味しい野菜が多くてわくわくします。なす、きゅうり、トマト、とうもろこし、おくら、とうがらし・・・・なすはほとんど毎日夏の食卓に並びます。トマトやバジルと一緒に煮込んだり、田楽にしたり、マーボーナス、煮物、漬物、お味噌汁・・・。和洋中問わずいろいろな食材と良くあって美味しいですが、これも、この時期もしくは秋でなければなす本来の美味しさは味わえないです。今日みたいに暑い日は、ちょっとした準備がいりますが、焼きなすがベストです。ころころころがしながら、網で焼いて、冷水で冷やしながら、つるつるっと皮をむきます。後は、夕ご飯までじっくり時間をかけて冷蔵庫で冷やします。よーく冷えたのを食卓に着く直前に出して、おろし土しょうがと生醤油でいただきます。ひんやり、とろーっ、、舌の上で溶けそうになる時、なすの甘みと、焼いた香ばしさがほわーんと口いっぱいに広がって、美味しすぎ！グラスも冷やしておいたビールはキンキンに冷えて・・・ああ、夏は嫌いやけど、こんな夏の瞬間は好き。（あまりに美味しすぎて一気食いしてしまい、写真を撮るときにはすでにほとんどなくなっていたので、写真では感動が伝わらないかも。）