tsubaki_style2006-10-17

昨日ライ麦パンを焼きました。いつもは挽いたライ麦で作るのですが、今回は粒のライ麦を使いました。ライ麦は、そのでんぷんの性質上、血糖値を上げにくい炭水化物だそうです。何より香ばしくて美味しい。古代ローマ時代は貧民の食べ物だったそうですが、それは、やはり肥えていない土地や寒い地方でもつくることが出来たからでしょうか。グルテンが少なくて膨らみにくく、小麦のパンのように白くフワフワにならないこともその理由かもしれません。仕込みにはとても時間がかかりました。粒のままでは固いので、朝から水に浸して、電子レンジでチンして、夜まで寝かしておきました。夜の7時から捏ねはじめて、焼きあがったのは、夜中の12時過ぎていました。強力粉に対してたくさんのライ麦を入れたので、とにかく膨らみません。時間をかけてゆっくり醗酵させました。今朝は、このライ麦パンを軽くトーストして、おかずはハムと平茸のバターいため、ミルクティー。プチプチのライ麦の食感と、カリカリの耳が香ばしく、さわやかな朝食でした。